中沢滋人
北海道中札内村で、特産の枝豆の収穫が最盛期を迎えている。先進的な大規模栽培に取り組むJA中札内村では旬の時期を逃がさぬよう、大型ハーベスター(収穫機)が、4交代24時間体制で収穫を続けている。
大型ハーベスターで刈り取られた枝豆は次々にトラックに移され、村内の加工施設に運ばれた。鮮度を保つため、刈り取り、洗浄、ゆであげ、急速冷凍を3時間以内に行う。
同JA管内では、今年は「大袖の舞」を中心とした4品種を昨年よりやや多い約600ヘクタールに作付け。約5千トンの収穫量を見込む。刈り取りは20日ごろまで。
JAの担当者は「7月の開花期の平均気温が高く、お盆明けは寒暖差があり気候に恵まれた。サヤに4粒入っているものも目立ち、過去最高の出来では」と太鼓判を押す。(中沢滋人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル